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ヒップホップダンス(HIPHOP DANCE)とは?
1970年代後半に、アメリカ、ニューヨークで生まれたとされる、ヒップホップダンス。
どういったダンスかと聞かれたときに、説明するのがもっとも難しいジャンルの1つです。
時代によって、色々なダンススタイル が存在します。
ヒップホップダンスの理解を深めるために、まずは、カルチャー(文化) としての、ヒップホップを勉強してみましょう。
ヒップホップとは、1970年代後半に、アメリカ、ニューヨークで生まれたブラックカルチャーのことで、
4つの要素である、ラップ、DJ、グラフィティ、ダンスから成り立ちます。
でも、ここで注意してほしい点があります。
ここで説明している、4つの要素である、ダンスは、ヒップホップダンスの事ではなく、ブレイクダンスのことを指しています。
では、今言われている、ヒップホップダンスはどうやって生まれたのかというと、前述のブレイクダンスはもちろん、それまでにあったソウルダンス、ポップダンスなど、色々なダンスの影響を受けて生まれた と言っても過言ではありません。
また、ヒップホップダンス誕生後も、レゲエダンス、ジャズダンス、R&Bなど、さまざまなダンスの要素を取り入れたスタイルが生まれ、今もなお進化を続けています。
このように、ヒップホップダンスには、さまざまなスタイルがあり、時代によってもスタイルは分類されています。
1970年代〜1980年代前半は「オールドスクール」
1980年代後半〜1990年代前半は「ミドルスクール」
1990年代後半〜現在は「ニュースクール」と呼ばれています。
一般的には、ヒップホップ文化から発生したダンスである、ブレイクダンス、ポップダンス、ロックダンスといったジャンルが、オールドスクールとされています。ここで、ニュースクールと呼ばれているものが、世間一般で言われている、ヒップホップダンスでしょう。
その中間を、ミドルスクールとも呼ばれていますが、これは日本人独自の分け方で、海外では、ニュースクールか、オールドスクールで、分けることが多いです。
ヒップホップダンスの、代表的なステップとして、ランニングマン、ロジャーラビット、ロボコップ、ブルックリン、トゥループ等があります。
ヒップホップダンスを長くやっている人であれば、知らない人はいないであろう、ステップ達です。
現在のダンスシーンでは、ブレイクダンスはブレイク、ブレイキン、ビーボーイング等と呼ばれる事が多く、
ヒップホップダンスと呼ばれているダンスは、ブレイクダンスでない、いわゆる、ヒップホップダンス(立ち踊り)を指す ことが多いです。
この理由としては、音楽の変化や、ミュージックビデオ等の影響があると思います。
ミュージックビデオ等で、次々と紹介されるブレイクダンスでない、新しく生まれるダンスが流行して、
ヒップホップのダンス=立ち踊りという、解釈の仕方になったと考えられます。
頭や、背中で回ったりするブレイクダンスと、その後に誕生した、ヒップホップダンスとを区別する為に、呼び分けているとも考えられます。
ヒップホップダンスについて
もともと、ヒップホップダンスは、ステージや、舞台で、人に見せるダンスと言うよりかは、男女ペアになって踊ったり、その時の流行りの曲によって、決まったステップがあったり、
ディスコダンスや、ソウルダンスのような、パーティーダンスの要素が強いダンス だと思います。
ですので、ヒップホップダンスのステップなどを覚えて楽しむ時に、絶対に、こうでなければいけないと言う決まりや、正しいも間違っているもなく、誰でも楽しめるものです。
ただ、ダンサーなどの表現者としてよりカッコよく踊るためには、もともと、どのようにして、そのステップが生まれたか等を勉強したり、このステップには、こう言う意味があるんだなと知ったり、
このステップは、こうした方がもっと、カッコよく見えるかなー? とダンス自体を、創造していく事も大切なことです。
ヒップホップダンスを簡単に説明すると、ヒップホップの音楽、曲、ビートに乗って踊るダンスの事 と言えます。
でも、ヒップホップの音楽以外で踊る事もありますし、ブレイクダンスはもちろん、ポップダンスや、ロックダンス、レゲエダンス、アフリカンダンス、タップダンス等の、色々なダンスの要素が混じり合い、日々変化しています。
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