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リズム感を鍛える
ダンスは、音楽を聴いて、体で表現するものなので、
音楽のリズムをよく聞かないといけません。ここでは、リズム感を鍛える方法について、説明していきます。
まずは、 普段から音楽をよく聴くこと が大切です。
そして、 リズムを手でたたいてとってみたり、体でリズムを刻みましょう。
音楽を覚えてしまうことが一番の方法ですが、頭の中で、自分の体が楽器になったイメージをしてみましょう。
ピアノやドラム、和太鼓など、何でもよいですが、自分が楽器になったつもりで、
自分の体でリズムを表現してあげましょう。
リズム取りはなぜ必要?
ダンスは基本、音楽ありきです。音楽に合っていないと、ただの体操になってしまいます。
なので、リズムが取れないとダンスになりません。
リズムの大切さ、リズムに乗ることの気持ちよさを感じていかないと、ただの体操、ただの振付けになってしまいます。
どうしても、ダンスを始めたての頃は、技や形に気を取られすぎて、もっとも大切なリズムをおろそかにしがちです。
グループでダンスをする際も、リズムが取れていなければ、1人1人の動きがバラバラになってしまいます。
しっかりと、リズムの基本を理解して、練習していきましょう。
ダンスリズム(音)の数え方
ダンスの世界では、8拍の強い拍を1つの区切りとして数えます。
皆さんに、なじみの深い、ラジオ体操の数え方と一緒になります。
この、8拍の1つの区切りを1×8(ワンエイト)と呼び、1つ目の8拍を、1×8目(ワンエイト目)、2つ目の8拍を2×8目(ツーエイト目)呼びます。
オンカウント(オンビート)
1×8(ワンエイト)を数える基準となる、拍の強い表側のリズムの部分 です。
エンドカウント(エンドビート)
オンカウントと、オンカウントの間にある 拍の弱い裏側のリズムの事 です。
アップビートや、オフビートと呼ばれることもあります。
エンドカウントのエンドは、エンド=アンド=&(間)という意味になります。
ダンスの世界と音楽の世界のビートの数え方の違い
ダンスのカウントの区切り方は、オンカウントが8拍で1×8(ワンエイト)、
この1×8(ワンエイト)は音楽の世界の2小節分にあたります。
音楽の世界での、拍の区切り方は、オンカウントが4拍の1小節を基準にして数えますので、ひとかたまりの区切りの基準が違ってきます。
音楽の世界の数え方は、1小節区切り、でも、ダンスの世界の数え方は、2小節区切りで、
1×8(ワンエイト)になります。
ですので、ダンスの世界の数え方は、音楽の世界の数え方を2倍にした呼び方で表す
事になります。
一般的には、音楽の世界の数え方があたりまえなので、ダンスの方が特殊な数え方をしているという事になります。
音楽の世界の4ビートは、ダンスの世界の8ビート、
音楽の世界の8ビートは、ダンスの世界の16ビート、になります。
この事を理解していないと、ステップや、ダンスの振付が上手く覚えられなくなりますので、しっかりと理解しましょう。
8ビート
1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントのみを数える数え方です。
4ビート
1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントを4つだけ数える数え方です。
例えば、1、3、5、7だけ数えたり、2、4、6、8だけ数えたりすることです。
16ビート
1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントもエンカウントも、合わせて、16で数える数え方です。
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