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蛯名健一とは?
引用元:写真 Ebina Performing Arts | Kenichi Ebina
記憶にも新しい、アメリカNBCで、放送されている公開オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」のシーズン8に出演して、
日本人として、初めてのチャンピオンに輝き、蛯名 健一さんが、7万5000組の頂点になりました。
アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)は、英国版で、歌手のスーザン・ボイルさんを輩出したことで知られる人気番組です。
歌手をはじめ、ダンサー、マジシャン、コメディアンなど、様々なジャンルのパフォーマーが出場し、
賞金100万ドル(約9800万円)を賭けて優勝を競うというものです。
蛯名健一さんのプロフィール
海外では、EBIKEN(エビケン)という愛称で呼ばれています。
私も、ダンスは長い間やっていますが、エビケンさんの、ダンスパフォーマーとしての経歴のすごさは知りませんでした。
・日本出身の演出家、振付家、ダンスパフォーマー、日本芸術専門学校特別講師。
・1994年 留学のため渡米し、ブリッジポート大学に入学。
・2001年 ブリッジポート大学卒業。
その後、超有名なニューヨークのハーレムにある、アポロシアターで開催されるダンスコンテストの、「アマチュアナイト」で日本人としては初めての、年間総合チャンピオンに輝いています。
2007年には、アポロシアターのTV番組である「Showtime at the Apollo」で、
合計7回も連続で優勝し、アポロシアター史上、唯一の2冠を見事達成しました。
※蛯名健一ダンス動画 EBIKEN(エビケン)「アメリカズ・ゴット・タレント」のシーズン8で、7万5000組の頂点へ! 2013/09/26 に公開
引用元:写真 Ebina Performing Arts | Kenichi Ebina
蛯名健一さんの、ダンステクニックの秘密とは?
引用元:写真 Ebina Performing Arts | Kenichi Ebina
エビケンさんは、自分のダンスを二流と言っていて、演技の幅広さが評価された結果、アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)で優勝したと言っています。
自分のダンスレベルは、一般の人から見たら上手かもしれませんが、技術を極めたダンサーや、目の肥えた観客は物足りなさを感じるだろうとも言っています。
なのに、なぜこの快挙を達成したのでしょうか?
エビケンさんの今までの経験から、紐解いていきましよう。
20代の頃、アメリカでダンスの経験を積んでいたエビケンさんは、技術を極めたダンサーを目指して練習に励んでました。
でも、身長160cm台と、ダンサーとしては小柄なエビケンさんは、バックダンサーのオーディションに応募しても、ことごとく不採用だったそうです。
ダンスの技術を認められても、同じぐらいのダンス技術のあるダンサーと比較されると、体格に恵まれている方が採用される。
ニューヨークには、夢を抱いて世界中から集まってきたダンサーも多く、その中で勝ち抜いていくのは困難だったそうです。
それならば、他のダンサーと違う路線でアピールしていけば良いのではないか?と考えたそうです。
同じことをしても勝てないと、模索していく過程で、たどり着いたのが、現在の、複数のダンススキルを組み合わせるスタイル。
ダンスで魅せるのではなく、エンターテインメントの一部として、ダンスを活用するスタイルです。
色々なダンスジャンルの技をいくつも覚えて、それらを組み合わせ、一流のショーをつくりあげるのがエビケンさん流。
「クリエイティブというよりは、すでにもっているスキルや、技術を応用して、よりおもしろいものへと、発展させていきます。
コーディネートという表現が近いかもしれませんね」とエビケンさんは語っています。
首が落ちるダンスパフォーマンスは、萩本欽一さんが出演されている「全日本仮装大賞」で見て思いついたのだとか。
すべての技や、芸が見よう見まねの完成度が低いものであっても、それをミックスさせ、音楽や映像などの演出を加えて、
エンターテインメントとして総合的に魅せていく。ダンス素人の方でも分かりやすくて楽しんでもらえる。
エビケンさんは、あのマドンナにも高く評価されていて、以前、マドンナの息子や、娘の誕生日パーティに呼ばれたほどです。
これからの、エビケンさんの活躍にも期待したいところですね。
※2013 America's Got Talent: Kenichi Ebina ALL PERFORMANCES HD
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